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変わらないこと

ベランダで洗濯物を干してると、

「いーちにーいさーん,へい」

隣の中学校から野太い声が聞こえる。

春休みに入り朝から練習している野球部の掛け声だった。

そのわきではテニス部が乱打を初めている。

あたしも中学時代、青春を軟式テニス(今はソフトテニスって言うのか)にささげた。

やっぱり休みの日は朝から晩まで練習し、

休憩時間にはラケットをギターがわりに

ボーイのマリオネットなんかをみんなで歌ったりしたなー。

あの頃の延長線上を生きているのに

いつの間にかとてつもなくかけはなれてしまったなー。

洗濯物片手にひとりおセンチになる。

しかし

ひとつ変わらないことがある。

それは私の一重瞼

家族でなぜか私一人だけ。

「25才になっても一重だったら整形手術代を出してあげる」

思春期の私に母は言った。

はたして一重のまま25を迎えた私。

「そんなこと覚えてんのー?意外と執念深いんだねぇ」

母は一蹴した。

そんなあんたに育てられたからしつこくなっちゃうんだよー。

私は自分の二重をあきらめ

目のぱっちりした男性と結婚した。

二重の子供を生むために・・・

ああ

生まれた息子は一重だった。

呪われた遺伝子。

一重のロンド。

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