愛犬チョビスケ

千葉の実家に帰省中なり。

今回は成田から出発するハワイ旅行の前泊として寄ったので

東京に遊びに行ったりもせずにぼーっと家で過ごしている。

母が忘年会に出かけたので

久しぶりに愛犬チョビスケの散歩をしてあげることにした。

チョビスケはポインターの血を引く雑種。

頭はよろしくない。

あたしが独身の頃は、子犬だったチョビスケをそれはもう可愛がっていたけれど

息子が生まれてからは散歩も滅多に行かなくなった。

チョビスケも12才になり茶色だった顔の毛が白くなった。

夕方の5時半ともなると今は真っ暗なんだけど

チョビスケは嬉しそうにズンズン歩いていく。

息子も

「ホラ、チョビまっすぐ歩かなくちゃダメだよ。」

なんて偉そうにいいながら付いて来たけど

「コワーイ。クラーイ。カエリタイー。」

とすぐに泣きべそに。

「チョビ、今日はここまでで帰ろうか。」

仕方がないので引き返すことに。

いつものコースをショートカットされて

チョビスケは私の顔をじーっと見ていたけど

「仕方がないか。」

というようにあっさりひきかえしてきた。

でもやっぱり物足りないのか

家の前まで来ても中に入りたがらず

散歩用のひもの輪になっている方を自分でくわえて

ひっぱりっこをして遊ぼうとせがんでくる。

懐かしい、子犬の頃大好きだった遊び。

チョビスケは笑っているみたい。

「久しぶりにお姉ちゃんと散歩したから

子供のころみたいにひっぱりっこしたくなっちゃったよ。」

とでも言っているようだ。

あたしは少し胸が熱くなった。

あんなに可愛がっていたのに

息子がうまれた途端愛情が移ってしまったあたしに

チョビは寂しい思いをしてたんだろう。

グダグダうるさい息子を先に家に入れ

暗がりのなか

おじさんになったチョビとおばさんになったあたしは

昔みたいにしばらく遊んだ。

家に入って妹にそれを報告すると

あっさり

「チョビは今でもまだひっぱりこして遊ぶよー。」

「・・・・」

バカ犬!ちょっとは成長しろ。

うっかり感動しちゃったじゃないか。

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